VMware ESXi 6.5.0aのインストール

VMWare ESXi 6.5.0aのインストール

isoイメージの用意

ESXiを新規インストールするためのインストーラを用意する方法として、主に2種類の方法がある。

isoイメージ

  • DVDにライティングするだけでインストーラとして使えるので手軽。
  • 既にiso化されてしまっているため、ドライバを追加出来ない。
  • ESXiのメジャーアップデート(6.0や6.5など)やマイナーアップデート(6.0 Update2や6.5aなど)のタイミングでしかリリースされない。

zip形式

  • セキュリティフィックス(SG)やバグフィックス(BG)パッチを適用出来る。
  • ドライバを追加出来る。
  • パッチを適用したり、ドライバを追加したイメージをiso化出来る。

ハードウェア

商用環境であれば、VMware Compatibility Guideに従う。
そのため、自家用としての私見。

マザーボード

  • メモリが4枚以上挿せるもの。ATXかMicroATX。
  • オンボードNICとしてIntel I210、I217-V、I218-V、I219-V搭載のもの。(ESXi6.5のデフォルトドライバで動作するため)
  • VT-dを使いたいならASRockのマザーボードが無難。VT-d対応CPUでも、BIOSで機能を有効に出来ないと使えない。
    (VT-d設定が使える事をマニュアルで確認する)

CPU

  • Intel VT-x/EPT搭載したCPU。
  • 4つ以上のコアを持つ、HT対応のモデル。
  • VT-dに対応したモデル。

メモリ

  • コスパの良い8GBメモリを挿せるだけ。
  • ECCは要らない。ECCメモリは高いし、マザーボードもサーバ用の高価なものが必要になってしまう。

ESXiインストール用ディスク

  • USB 3.1対応 16GB USBメモリ。

ESXi 6.5では、ESXi5.0/5.5/6.0では使えていたSilicon Power Ultima II 4GBがインストール用ディスクとして認識されなかった。Transcend JetFlash 790 16GB(TS16GJF790KPE)やPicoDrive SNAP 16GB(GH-UFD16GSN)は問題なく認識された

2017/2/25追記
ESXi 6.5になってからUSBドライバが変わった事が原因でした。

Important information about the new ESXi 6.5 USB driver vmkusb, and the legacy USB drivers (2147650)
No suitable disk was found when upgrading to ESXi 6.5 on USB?

データストア構成用ディスク

  • 2TB以上の7200rpm SATA HDD
  • SSD(SSDはホストキャッシュ用やVSANとしても使えるので1本は欲しい)

NIC

  • Intel系のデュアルポート、クアッドポートNIC(ESXi6.5のデフォルトドライバで動作するものが多いため)

インストール前設定

  • BIOSのハードウェアクロックをUTCで設定。
    (日本時間からマイナス9時間)
  • SystemBIOS設定で、Intel VT-xとVT-dを有効に設定。

ESXiの導入

ESXi6.5インストールとセットアップガイド

ESXiのインストール

ESXiインストール用USBメモリと、インストーラのメディアが入ったDVDドライブを接続し、UEFIでインストーラを起動する。

ESXiのインストール時に、BIOSでインストーラを起動すると、起動モードBIOSでESXiがインストールされ、UEFIで起動してインストールすると起動モードUEFIでESXiがインストールされます。なお、インストール後に起動タイプの変更は出来ません。6.5以降はUEFIでVMware Auto Deployも利用出来るようになったのでUEFIが良いと思います。

この環境だと、USB: PIONEER BD-RWだとBIOSモード、UEFI: PIONEER BD-RWだとUEFIモードになります。

esxi_install-1


Enterキーを押下する。

esxi_install-2


F11キーを押下する。

esxi_install-3


ESXiをインストールするディスクを選択します。

esxi_install-4


中身のデータが消えるので、対象ディスクに誤りがない事を確認し、Enterキーを押下する。

esxi_install-5


“Japanese”を選択してEnterキーを押下する。

esxi_install-6


rootパスワードを入力し、Enterキーを押下する。

esxi_install-7


F11キーを押下し、インストールプロセスを開始する。

esxi_install-8


Enterキーを押下し、リブートする。

esxi_install-9


インストールが完了。F2キーを押下し、この環境ではDHCPサーバがいるので自動的にIPアドレスが割り振られています。

esxi_install-10

ESXiの初期設定

ESXiの設定は、基本的にはVMware Host Client、またはvCenterのWeb Clientから行いますが、その前に最低限の管理NWの設定をコンソールから設定する必要があります。

先の画面でF2キーを押し、設定したrootアカウントを入力する。

esxi_install-11


ESXi管理用のNW設定をするため、”Configure Management Network”を選択する。

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“Network Adapters”を選択する。

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管理用NWとして使うNICを選択する。

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“IPv4 Configuration”を選択する。

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“Set static IPv4 address and network configuration”を選択し、IPアドレス、ネットマスク、デフォルトゲートウェイを入力し、Enterキーを押下する。

esxi_install-16


“IPv6 Configuration”を選択する。

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“Disable IPv6 (restart required)”を選択し、Enterキーを押下する。

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“DNS Configuration”を選択する。

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“Primary DNS Server”、”Alternate DNS Server”、”Hostname”を入力し、Enterキーを押下する。

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“Custom DNS Suffixes”を選択する。

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ドメインサフィックスを入力し、Enterキーを押下する。

esxi_install-22


これで設定完了です。この時点ではまだ設定しただけで反映はされていません。Escキーを押下します。

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Yキーを押下し、再起動する。これで、ESXiホストの初期設定が完了です。

esxi_install-24

ESXiの管理NWテスト

管理NWの疎通テストを行います。F2キーを押下し、設定したrootアカウントを入力します。

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“Test Management Network”を選択する。

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デフォルトゲートウエイ、Primary DNS Server、Alternate DNS ServerへのPingテスト、設定したホスト名の名前解決テストを実行するため、パラメータを確認したらEnterキーを押下します。

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テストの結果が全て”OK”となる事を確認したら、Enterキーを押下します。これでテストも完了です。

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以降のESXiホストの設定は、VMware Host ClientまたはvCenterから設定します。
VMware Host Clientは、ブラウザで”https://ホスト名/ui/#/login”にアクセスすれば接続出来ます。今までお世話になったvSphere ClientはESXi 6.0U2からは完全に不要になりました。

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