ライフル銃のメンテナンス用品

ここでは、ライフル銃のメンテナンス用品を紹介します。
日本国内で流通していないものもあるので、そういうものはSinclairOPTICS PLANETNatchezから輸入しました。
送料はそれなりにかかりますが、日本への発送もしてくれます。

一部のスコープや、一部のクリーニング薬品、実包、火薬や雷管、銃のパーツに該当するものは送ってくれません。スコープについては、米国輸出規制品に該当するものは輸入出来ません。
また、米国輸出規制品に該当しない物でも、物によっては日本の税関で止められ、銃砲所持許可証の提示を求められる事があります。当然、許可証を提示しないと、滅却同意書の提出をさせられ、破棄する事となります。

ガンバイス

銃を固定して、クリーニングやスコープ取り付けをする時に使います。

Tipton – Best Gun Vise

このモデルは国内ではあまり流通していないようです。私はOPTICS PLANETで買いました。

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保護用手袋

銃を錆させてしまう1番の原因は火薬ではなく、手の脂です。
そのため、銃にスコープを取り付ける時や、クリーニングをする時には、手袋をして保護した方が良いと思います。

手袋素材としては、ニトリル以外にラテックスという選択肢もありますが、銃メンテナンス用としてはニトリル手袋が最も良いと思います。
油や薬品に強く耐久力もあるからです。そして、厚さも薄いため、手の感覚への影響も小さいです。

軍手は油で汚れてしまうと再利用出来ませんし、厚さもあるので、手の感覚も鈍感になります。
ゴム手袋は洗えば再利用出来ますが、厚みがあるため指の感覚が鈍くなりお勧め出来ません。

メディコムジャパン – セーフタッチ ニトリルグローブ パウダーフリー Lサイズ

ニトリル手袋には、装着を容易にするためにパウダーがついているものがありますが、パウダーなしのものを選択した方が良いです。
パウダーなしでも問題なく装着出来ますし、銃に白い粉がついてしまいます。Amazonで購入でき、使い捨て100枚入りです。Mサイズもあります。

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スコープマウント用の工具

スコープをマウントするためには、トルクドライバーや、ラッピングバー、アライメントバー、水平器などの工具が必要です。
トルクドライバーは、マウントベースやマウントリングを適切なトルクで締めるのに必要です。
締め過ぎや緩過ぎを防ぐためにも、トルク管理はするべきです。

ラッピングバーは、スコープのマウントベースや、マウントリングの製造公差により精度悪化を防ぐために使います。
マウントリングにコンパウンドを付け、ラッピングバーで削ります。

詳しくは、国産スコープで有名なディオン光学さんで、ラッピングについての解説資料がみれます。
スコープリングラッピング手順解説
ラッピングツール使用マニュアル

アライメントバーは、マウントベースに取り付けた2つのマウントリングのずれがないかを確認するために使います。
アライメントバーの先端同士が合えば、ずれがない事が確認できます。

Wheeler Engineering – Scope Mounting Kit Combo, 1″ & 30mm

商品名の通りスコープをマウントするのに必要な工具がセットになっているものです。
このキットには以下のものが入っています。

  • F.A.T. Wrench torque screwdriver
     → トルクドライバー。トルク調整範囲は10~65inch-lbsで、空転式のためオーバートルクしないようになっています。
  • 10 Gunsmithing Screwdriver Bits
     → 銃メンテナンスでよく使われるネジに対応した10本セット。
  • Level-Level-Level
     → スコープマウント用の水平器2つセット。1つを銃本体、もう1つをスコープ上部それぞれに置く事でスコープを水平に搭載できる。
  • 1″ Scope Ring Lapping Bar
     → スコープチューブ径1インチ用のラッピングバー。
  • 30mm Scope Ring Lapping Bar
     → スコープチューブ径30mm用のラッピングバー。
  • 1″ Scope Ring Alignment Bars
     → スコープチューブ径1インチ用のアライメントバー。
  • 30mm Scope Ring Alignment Bars
     → スコープチューブ径30mm用のアライメントバー。
  • Lapping Bar Handle
     → ラッピングバーに装着するハンドル。
  • Lapping Compound
     → ラッピング作業に使うコンパウンド。
  • Thread Lock
     → ネジ緩み止め剤。

私の使っているスコープはチューブ径が30mmのため、1インチのラッピングバー、アライメントバーは使っていません。
また、ネジ緩み止め剤と、水平器については、別途専用品を用意したので使っていません。

このキットは、OPTICS PLANETで買えます。
しかし、30mmチューブ径用のラッピングキットだけ入っているものがありません。1インチ用か、1インチと30mmの両方が同梱されているものしかありません。

F.A.T. Wrench torque screwdriverはinch-lbsでトルク管理出来るので便利です。
銃関連製品は米国製が多く、適正トルクもinch-lbsで記載されているので変換の手間が省けます。

日本でトルクドライバーだけ買うならば、トルク調整範囲が1~7N・m対応のものがあれば対応できると思います。
単位変換には、KTCさんの以下サイトが利用できます。
KTC単位変換

日本では、トルクの単位はニュートンメートル(N・m)で表示する事が計量法で定められています。inch-lbsのトルクドライバーは米国製品を輸入するか国産のトルクドライバーを逆輸入するしかありません。

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嫌気性接着剤

マウントベースや、マウントリングのネジ緩み止めとして使います。
取り外しの出来なくなる高強度のものは、使うべきではありません。

Henkel – LOCTITE 242

現行のカタログには載っておらず、LOCTITE 243に代わり242は廃盤になったようです。
ロックタイトには色々な強度のものがありますが、これ以上の強度だと一般的な工具では外せなくなる恐れがあります。
逆に、強度が弱くても射撃時の衝撃に耐えられない場合があります。
LOCTITEの使い方は、以下の通りです。

  1. ネジやネジ穴をブレーキクリーナーなどの脱脂洗浄剤を使って洗浄する。
  2. 洗浄後、十分に乾燥させる。
  3. LOCTITEを振ってよく混ぜる。
    (貫通穴であれば)ネジ側のネジ山に数滴垂らす。
    (袋穴であれば)穴の底部に数滴垂らす。
  4. トルクドライバーを使って適正トルクで締め付ける。

松脂の粉末

スコープとマウントリングの滑り止めに使います。
楽器店などで、バイオリンやビオラの弓に付ける松脂を入手するのが良いかと思います。
固形の松脂であれば粉状に砕いてから使います。

Gewa – Powder Rosin

ドイツのGewa社のPowder Rosinというもので、最初から粉末状になっている松脂です。

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ボアサイター

ボアサイターとはゼロインをし易くするために使うものです。
光学式とレーザー式がありますが、レーザー式は一般的な射場の50m先までレーザーが届くものは稀です。
光学式のメリットは、実射でゼロイングした後にこれを装着してスコープを覗き、マス目の位置を記録しておけば、おおよその再セッティングが容易に出来るようになるところです。

Bushnell – PROFESSIONAL BORESIGHTER W/ CASE

ブッシュネルの光学式ボアサイターです。
マグネットタイプのものもありますが、これは口径にあったシャフトを銃口に挿し込み固定するタイプです。
Sinclairでは、ボアサイターは米国国内にしか発送してくれません。スコープなどと同じで米国政府の輸出規制品扱いになっているようです。OPTICS PLANETでは、日本にも発送してくれます。

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スコープの水平マウント確認キット

銃本体とスコープを水平にマウントするために使うツールです。

Wheeler Engineering – Professional Reticle Leveling System

このツールの使い方は、以下の通りです。

  1. スコープのマウントベースに水平器を置き、ガンバイスに銃が水平になるように固定する。
  2. 銃身に本ツールが、水平になるように固定する。
  3. マウントベースに置いた水平器を取り外す。
  4. スコープリングのネジを緩めに、スコープを仮マウントする。
  5. スコープのエレベーションダイヤルの上に、マウントベースから取り外した水平器を置き、銃身に固定した水平器と同じように水平になるように調整し、スコープリングのネジを締める。
  6. スコープリングのネジを締めても、銃身に固定した水平器とエレベーションダイヤルの上に置いた水平器に差が出ない事を確認する。

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ガンクリーニングスタンド兼工具箱

MTM – Shooting Range Box

普段はクリーニング用品入れとして使っています。射撃場で撃ち終わったら銃をこのボックスに置きクリーニングします。

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